2013年 03月 03日 ( 1 )

墓の上を吹き荒れる風

ショパンはマヨルカ島で24の前奏曲、バラード第2番、軍隊ポロネーズ、
その他いくつかのノクターンやワルツ等を作っています。
その中でも私が気になっていたのはソナタ第2番の葬送行進曲も
マヨルカで作ったらしい、ということです。

実はこのような絵がありまして、
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これはバルデモサ修道院のお墓の様子なのですが、ジョルジュ・サンドがよく
ここで執筆をしていた、という話なのです。
この絵の中の女性はジョルジュ・サンドです。
きっとショパンもこのお墓で時間を過ごしていたと思うので
ここであの葬送行進曲を思いついたとしてもおかしくないな、と思ったりして。

とくにソナタ第2番の第4楽章は多くの人達に「墓の上を吹き荒れる風」と
評されることが多いのですが、たとえショパン自身がそう言わなかったとしても
一度このバルデモサのお墓の風を聴いてみたいなぁ、と思ったのです。

今そのお墓はどこにあるのでしょう?
博物館のおばさんに訊いてみることにしました。
まだ新米だというおばさんに訊いてみるとこのような地図を見せてくれました。
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この地図右下にある小さな四角、cementerio antiguo、と書いているところが
ショパンがいた時代のお墓になります。現在では博物館の入り口前の広場の所です。

ちなみに現在の様子はこんな感じ。↓
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実際に立ってみると風の吹き付ける広場でした。
勝手にお墓に吹く風を想像しながらその様子をビデオに収めました。
こちらです。皆さんもショパンが聴いたお墓の風を想像してみて下さいね。

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by nomokon | 2013-03-03 23:22 | Chopin